Ref.6541を見ると、現行とは大きく異なるデザインが見て取れるでしょう。回転ベゼルを伴った精悍な顔立ちやイナズマ針はレトロフューチャーであり、1950年代当時の、新しい時代への風を感じさせるスタイルです。
なお、1959年頃には二代目ミルガウスのRef.1019がリリースされますが、スムースベゼルやストレート針といったベーシックなスタイルへと変更が加えられています。
この1950~60年代というのは、まだ家電すらもそう多くは出回っていない時代ですね。そのため耐磁時計はややニッチなきらいがあり、前述した科学者らやレントゲン技師,無線技師などのプロフェッショナルが主なターゲットとなっていました。機械式時計への磁気帯びへの脅威が、まだ民生市場ではそこまで知られていなかったことも、ニッチの域を出なかった大きな理由でしょう。
こういった経緯にくわえてクォーツ式腕時計の普及もあったためか、ミルガウス二代目Ref.1019は1990年頃に生産終了し、しばらくロレックスのカタログから姿を消すこととなりました。
ロレックス トゥールビヨン スーパーコピー ミルガウス カスタムウォッチ 116400-DZ
サイズ:40mm
キャリバー3131にコンポーネント
ムーブメントの振動数:3Hz
オリジナルのミルガウスはステンレススチール製ですが、ラベルノワールはこれにADLCコーティングでカラーをブラックに変更しました。時計のサイズは一切変更されていません。文字盤と針もオリジナルを使用していますが、文字盤については色が変更されロレックスの文字の下に"Label Noir"の文字が記載されています。また6時位置にはトゥールビヨンのための窓も開けられました。
しかしながら2007年、にわかにミルガウスの復刻が果たされます。2000年代に入って携帯電話を始めとした小型デバイスが普及したため、腕時計の磁気対策が市場で求められていたためでしょう。
しかもミルガウスの名とともに、イナズマ針も一緒にリバイバルされることとなりました!一方でスムースベゼルやバーインデックスといった、二代目を彷彿とさせるベーシックさをも持ち合わせていることが第三世代の特徴です。
2007年復刻時のラインナップは計3種。
基本の黒・白文字盤 Ref.116400に加えて、珍しいグリーンのサファイアガラスを搭載させた、Ref.116400GVも登場します。もっとも黒・白も決してベーシック一辺倒というわけではなく、ヴィヴィッドなオレンジが差し色となった、ロレックスでは珍しいユニークな顔立ちをしております。
ヘアライン仕上げ(ツヤ消し)が多いロレックスのスポーツモデルでは珍しく、ポリッシュ(鏡面)が他用されることでエレガントな印象をも持ち合わせます。
さらに2014年には、「Zブルー」と呼ばれる新たな文字盤カラーがRef.116400GVに追加。このZはジルコニウムが由来となっているようで、サブマリーナやオイスターパーペチュアルとはまた違った淡いブルーが大変美しい色合いです。
2016年以降はRef.116400GVの黒文字盤・Zブルー文字盤が現行モデルとしてラインナップされています。