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ブレゲのデザインコードを踏襲する「クラシック 7137 」から2本の新モデルが登場

ブレゲの中でも「クラシック」コレクションは、タイムレスでエレガントな表情がファンの心を捉えて離さない。その中でも新しい、2022年に発表された「クラシック 7137 」に、今回新たにホワイトゴールドとローズゴールドの2種類のモデルが仲間入りする。隅々までブレゲが誇る装飾技法が配され、ブランドの伝統を守りながらも現代的な雰囲気を感じることができる。

2022年 ブレゲ新作 クラシック 7137 7137BB/Y5/9VU

クラシック 7137
Ref:7137BB/Y5/9VU
ケース径:39.00mm
ケース厚:8.65mm
ケース素材:18Kホワイトゴールド
ストラップ:ブルーアリゲーター、ホワイトゴールド製フォールディングバックル
防水性:3気圧(30m)
ムーブメント:自動巻(極薄ムーブメント)、Cal.502.3 DR1、45時間パワーリザーブ、毎時21,600振動、37石、6姿勢調整済み
仕様:時・分・秒・日付表示、ケースバンドに繊細なフルート装飾、ケースにロウ付けされたラグとネジ留め式バー、サファイア・ケースバック(透明裏蓋)、ブルー仕上げ18Kゴールドダイアル、手彫りギヨシェ模様、個別番号とBreguetのサイン、ローマ数字のチャプターリング、ブレゲ針、2時位置にムーンフェイズと月齢表示、6時位置に日付表示、10時-11時位置にパワーリザーブインジケーター

ブランドのDNAを感じられる「クラシック 7137 」
 
アブラアン-ルイ・ブレゲは、時計師や発明家として才能を発揮したことに加え、最初の時計デザイナーのひとりでもあった。ブランドを設立した1775年当時はバロック様式の全盛期であったが、時計製造の分野でブレゲが発明し、創始したネオ・クラシック様式は時計の各表示部の視認性を高め、ダイアルに斬新な見た目を与えた。ブレゲは、穴が開いた丸いモチーフを先端に配した針(通称ブレゲ針)や、ギヨシェ彫りの模様、オフセンター・ダイアルなどを考案したが、これらはほんの一部に過ぎないだろう。

1812年に懐中時計に登場したオフセンターダイアルはブランドのDNAとなり、かつての創作から着想を得て、それを腕時計にアレンジした「クラシック 7137 」が初めて登場したのは2009年のことだ。今回発表された22年の新作では、クラシックラインを特徴づける強力な個性を守りながらも、オリジナルモデルが現代的でエレガントなスタイルに仕上げられている。

ブレゲスーパーコピー時計は1930年代の終わりから、ギヨシェ彫りやケースバンドのフルート装飾など、懐中時計の装飾に用いられた古典的なデザインコードを再び腕時計に取り入れている。50年から70年の頃の作品でその傾向が見られ、クラシックコレクションで確固たるものとなった。本作でもギヨシェをはじめとする装飾を存分に堪能できる。

12時位置のムーンフェイズにも着目したい。同シリーズの7337BA/1E/9V6ではクラシカルな表情の月だったが、本作ではゴールド製の月のモチーフはハンマーを用いて手作業で仕上げられ、月を囲む雲にはサンドブラスト加工が施され、マットな質感を見せている。空の部分はブルーラッカーでコーティングされ、そこに含まれるスパンコールが見る角度によって星の輝きを演出する。